寿屋_おおそうじ

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X-FACTOR TPB vol.10: Second Coming(2)

 

X-FACTOR第10巻の紹介その2です。#205-206について。セカンド・カミングのX-FACTOR編、はたしてX-FACTORはボリバー・トラスクとMRDの包囲を抜けられるか!?

#205 罠に嵌りMRDから包囲銃撃されるX-FACTOR。しかしそれらは立体映像によるフェイクで中から出てきたのは防御力に長けるダーウィンだった。MRD隊員たちと立ち回りを繰り広げるダーウィンだったが、現れた巨大戦車の攻撃に彼の自己進化能力は「テレポートで逃げる」という対応を取ってしまうのであった。

同じ頃、X-FACTOR探偵社を包囲するMRD隊員に一人のヒッピーが絡んでいた。隊員にあえなく追い払われるもヒッピーに変装していたリクターはX-FACTOR包囲網が確実に縮められていることを探り当てる。彼はテレポートしてきたダーウィンと共にセーフハウスへ向かう。

モネを救出しに来ていたグイドは、誘拐の首謀者であるバロン・モルドの案内で彼女とその父親が捕えられている洞窟に辿り着く。モルドは癌に侵されており、その治療のためモネの能力を得ようとしていたのだった。

X-FACTOR包囲網は海外にも及んでおり、出産後故郷の英国で過ごしていたテレサは空港でMRDに攻撃される。それを救ったのは同じく欧州ラトベリアから帰国途中のレイラとシャッタースターだった。

 

#206 モネは癌の治療に協力することと引き換えにMRDの包囲から逃れるためモルドに協力を要請する。モルドの魔力によるポータルを通り、モネとその父親、グイドと瀕死のモルドはX-FACTORのセーフハウスに転がり込む。同時にレイラ達も合流し、辛くもメンバーは集結する。

一方、ボリバー・トラスクとMRD部隊もX-FACTORのセーフハウスを突き止め包囲を進めていった。だが人間への被害を顧みずただただミュータント撲滅を進めようと強引な手段を取らせるバスチオンのやり方に、トラスクの精神状態は限界に近づいていた。

セーフハウスに一斉攻撃を仕掛けるMRD隊員たちとトラスクの乗る巨大戦車。迎え撃つX-FACTOR。全員そろったX-FACTORに敵は無かった。戦闘能力の無いレイラに巨大戦車の刃が向かうが、レイラはDr.ドゥームに与えられたガントレットによってやすやすとそれを破壊するのであった。

司令官であるトラスクに向かうモネ。バスチオンのコントロールにより拳銃を抜くトラスク。しかしバスチオンの洗脳に耐えかねたトラスクはその拳銃で自らの頭を撃ち抜くのであった。こうしてバスチオンによるX-FACTOR壊滅作戦は阻止されたのであった。

 

という事でセカンド・カミングX-FACTOR編でした。本編と同じように「周到な包囲で戦力を減らしていく→反撃で勝利」という流れですが、いかんせん3話ではあっさりとした決着という感じでした。しかし、最後は自決という手段を選んだトラスク博士。人間社会の為にセンチネルを作り出してミュータントを弾圧しようとした彼ですが、そのセンチネルが未来で進化した姿であるバスチオンに操られることは良しと出来なかったのでしょう。セカンドカミング本編とは一味違った味わいでお話を締めてくれました。

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 最後にお気に入りのコマ。下の「総攻撃だ!」のコマでX-MANらしく馬跳びジャンプを決めてるロングショットがとても良いです。さすがアクションスター!対して隣のダーウィンは「どうしてそうなった…」感が。

 

 

 

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