15年ぶりに良い映画鑑賞できた
先日とても良い映画が観られた。15年ぶり2回目と言ってもいいでしょう。
今日はそんな映画鑑賞の話を書きたいと思います。
さて、先日観た映画の話の前に、15年前に観た映画の話をしましょう。
その映画のタイトルは『ユージュアル・サスペクツ』
この時点で「ああ、その映画好きな人多いよね」と思われる方は多いと思います。
自分がこの映画を観たのは映画館でもレンタルビデオでもなく、日曜の午後に12チャンネルあたりで放送されたのを観たのでした。何もやることの無い日曜日、おそらくテレビもつけっぱなしだったのでしょう。なんとなく観始めたその映画はタイトルくらいは聞いたこともあったのでしょうが、内容も俳優も何も知らず、それほど興味もありませんでした。
しかし、ストーリーが進むにつれて徐々に引き込まれていき、終わる頃にはテレビに噛り付いて見ていたのを覚えています。
そうです。映画自体も素晴らしかったのですが、その「何も事前情報を入れず、期待もせず観る」という映画鑑賞が、その作品をとても印象深くさせたのでした。
これの逆のことは幾度と無くやらかしてしまったことがあります。「期待して見に行ったけど今ひとつだった」というやつです。最近では3部作の最終作などありがちかと思います。100点と思って80点より、50点だと思って70点の方がより良いもののように思えてしまうということですね。
先日観た映画というのも、たまたま時間の出来た夜に、HDDレコーダーに取りっぱなしになっていた深夜の映画をふと見始めたら、まったく思ってもいない内容で、かつ心に深い感銘を残すものだったのでした。
ここまで読んでいただいたならわかると思いますが、その「先日観た映画」の作品名はお伝えすることは出来ません。ここで紹介されてから観たとしたらきっと『言うほどたいした映画じゃないじゃないか』と思われることになるからです。