寿屋_おおそうじ

ことぶきやが家や会社や掃除中に思ったことを書き留めるところ

「あなたのため」は誰のためか

「あなたの為にはこうした方が良い」という言葉は「あなたの為」ではなく「自分の為」に言ってるのではないか?そう思うことがありました。
いろいろ考えた結果「こうすることはあなたの為になるし、それがひいては私たちにとっても良いことになる」ということが伝えられたら良いなあと思いました。今日はそんなお話。

先日の土曜日あたりから娘ちゃん(8ヶ月)の声がハスキーになり、鼻づまりと時折はなみずに血が混じって見られるようになりました。
前日の赤ちゃんセミナーから風邪もらっちゃったのかな?耳鼻科行こうか小児科行こうか様子見するかと奥様ちゃんと話合っていました。

このとき何回か言ったのが「心配だからこの子の為に一応耳鼻科で診てもらおうか?」という言葉。
もちろん体の不調を診てもらうことは、鼻づまりで苦しい娘ちゃん自身の為のことではあるのですが、この時の心情を後から思い返すと、「鼻づまりの原因をはっきりさせたい」「体調不良の娘ちゃんを見ていたくない」という自分の為にこうしたいという気持ちが強かったんじゃないかなあと感じました。

もちろん0歳児に判断能力は無いので、どんな理由にせよ最終的な判断をくだすのは親である自分ではあるのですが、その判断過程の中で「何の為」「誰の為」というのがすり替わっていくことがあるのだと感じました。

子育てだけで無く、他人と生活や仕事をしていくと「教える」「伝える」「やってもらう」ということが多々あると思いますが、その理由づけとしてひとくくりに「あなたの為だから」とまとめてしまうのではなく、誰が嬉しいのか、私が嬉しいのか、そんなところをちょっと心の中で整理してから伝えていけたら良いなと思いました。

何度も「為」「為」書いてたらこの曲が頭から離れなくなったので最後にこちらを。

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