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寿屋_おおそうじ

ことぶきやが家や会社や掃除中に思ったことを書き留めるところ

X-FACTOR TPB vol.2 : Life and Death Matters

第二巻は#7-12までを収録したSingularity Investigationsとの決着編。あいだにCivil Warのタイインも挟まっている(#8,9)。余談になるがこのタイインはヴィレッジブックスのCivil War邦訳シリーズの一遍として予定されている。よもやX-FACTORが邦訳される時が来るとは思いもよりませんでした。


#7はMadroxとDamian TrypがSingularity Investigationsのオフィスで対面。分身を送り込んだMadroxに対し、それを見破っていたTrypは念動力で分身をビルから投げ落とす。この時の分身を吸収するMadroxは格好良い。
並行してX-menのCyclopsがTheresa (Siryn)の元を訪れ、父Bansheeが死亡したことを告げる。このBansheeのエピソードは「X-MEN:Deadly Genesis」にて邦訳されている。形見のパイプを吸いながら父の死を受けれようとしない気丈なTheresaがちょっと物悲しい。


#8,9は前述のCivil War関連のストーリー。ゲストはSpider-manとNew WarriersのAegis、それとX-MEN。Civil Warの話としては超人登録法に反対しS.H.I.E.L.Dから逃げるAegisをMadroxが手助けする。X-FACTORの面々はコスチュームを着ていない(普通の洋服っぽいデザイン)ので一人ヒーロー然としてAegisが可笑しい(参考)。
一方Spider-manから「Decimation(ミュータントの能力消失事件)」の事を聞きだしたX-FACTORは、その首謀者であり街に紛れこんだQuickSilverの処遇をめぐりX-MENと対立。「QuickSilverがMutantTownに居る限りは様子を見よう」とX-MENは引き下がる。
途中「QuickSilverのおかげで能力を取り戻した」と喜ぶ一般人ミュータントが副作用で崩れ落ちるシーンがあるがその続きは少し先に。


#10-12はSingularity Investigationsとの決着編。Singularity Investigationsにてミュータントのみを殺害するLegacy Virusを作らされていたBuchanan博士を保護したX-FACTORだったが、Trypに操られたGuideが博士を殺してしまう。X-FACTOR探偵社でも暴れまわるGuideを制したのは突如現れたQuickSilverだった。

Singularity Investigationsの持つLegacy Virusを抑える為、敵の本拠に乗り込んだX-FACTOR。待ち構えていた老Trypは「X-FACTORが激減したミュータントを復活させることにより、未来は超人たちによって人類が虐げられる世界になる」と告げられる。そして未来世界での老Trypの計画のため、現代においてX-FACTORを始末しに来たとも聞かされる。

三人のTrypに翻弄されるX-FACTORの面々。だが、自分の両親の死にTrypが関わっていると知ったMadroxの分身が武器庫にあったダイナマイトを腹に巻いて自爆。青年Trypと壮年Trypはビルもろとも爆炎の中に消え去った。しかし、老Trypは逃げ延び、Laylaに警告を与えるといずこかへと消え去っていった。



ここで一旦Damian Trypの出番はおしまい。#8-10で700年前の世界、Madroxが子供の頃、老Trypの語る未来世界のシーンが挿入されるのですが、Trypの真の目的・Madroxとの関係がきちんと読み込めていないのが悔しいところです。それとLaylaの思わせぶりなセリフの数々ももっと行間を読めれば楽しめると思うのですが、自分の英語力では意味を追うのもおぼつかないくらいです。
アートは多くの人が担当していますが、特筆すべきはRyan Sookの表紙。見開きでX-FACTOR全員を描きながら、連続した丸でRictorのエンブレム、Laylaの風船ガム、Madroxのシャツの模様と連続的に描いていてとても美しい。自分がTPBを買い始めた理由の一つには、この素晴らしい表紙があったからだと思います。

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