解決法を提示してはいけない
赤ちゃんの夜泣きの話
(5月18日追記)
ことこの件に関しては「こうすれば良くなる」という解決法を提示することはあまりよろしくないことだと感じました。
ここ数日娘ちゃんの体調が悪いのか、それとも夜泣きが始まったのか、深夜から早朝にかけて数回2時間ほど大泣きを続けるということが続いている。
夜中に起こされるというのはやはり気持ちの良いものではなく、なるべくなら早く泣き止ませてもう一度眠りたいという気持ちが表に出てきます。なので、つい「おむつを替えたら良いのじゃないか」とか「外に散歩してきた方が良いのでは」といろいろ試したくなります。
しかし、この「解決法を提示する」というのはやらない方が良いのではないかと感じました。
その理由は、たいていの場合その解決法は的外れで、何も解決しないからということがあります。最初にも書いたのですが、これが赤ん坊の体調不良からくるぐずりなのか、それとも原因の無いいわゆる「夜泣き」なのかわからないからです。
もう一つの理由は、提案というのは暗に「相手にこうしてほしい」というお願いになってしまうからということがあります。そしてその「お願い」というのは赤ん坊や提案相手のためではなく、「自分が楽になりたいから、あなたこうしてくれないか」という風に伝わってしまいがちです。
もちろんこれが完全に正しいとは思いません。原因を正しく分析して、役割分担をしながら解決に持っていければ最良だと思います。
ですが、こと相手が赤ん坊で、夜中に起こされた夫婦二人で対応するというシチュエーションにおいて「〜した方が良いんじゃない?」というのはあまり状況を改善するものではないと、この数日で感じました。
じゃあどうすれば良いの?と言われますと困ってしまうのですが、こういう時は「良い」方法を考えるよりも、まずその泣いている赤ん坊をよく見てあげて、その気持ちを共感してあげると同時に、そこから一歩ひいた立場で「大変だけど一緒にいてあげるよ」という気持ちでいることが大事なのではないかと思いました。
最後は精神論になってしまいましたが、自分自身へのアドバイスとして書き残しておこうと思います。