カルドセプトリボルトリボルトの大胆な変更点が素晴らしい
遅まきながらカルドセプトリボルトを始めました。
CPUに勝ったり負けたりしながら、ようやく3章の途中まで進んだところです。
最初に書いてしまいますが、今作の出来は相当なものと思います。
ここでリボルトが今までのカルドセプトと大きく変わったところを、書き記してみます。
すでにゲームサイトや個人ブログなどでも紹介されているかと思いますが、自分の中での整理として書き残したいと思います。
■ ダウン状態の追加
新たな要素としてクリーチャーの「ダウン状態」が追加されました。
これは、従来のルールから大きく変わった「いつでも領地コマンドが使用可能となった(詳しくは後述)」と関連するところです。
召喚した、あるいは移動したクリーチャーはダウン状態となり、画面上は薄暗く、マップ上で動きのない状態で表現されます。(補足:その他にも領地コマンド実施でもダウンとなる)
ダウン状態のクリーチャーに対しては領地コマンドが利用できません。これだけでは従来のシステムと大きく変わるところはありませんが、次の項目で説明する領地コマンドの仕様変更と併せると、大きくゲーム性を変えるものとなっています。
■ 領地コマンドの条件緩和と砦の関係の変化
これまでのカルドセプトで領地コマンドを利用するには、『クリーチャーの上を通過する』、もしくは『周回のチェックポイントである砦に丁度止まる』というものでした。
これに対し、今回のリボルトでは『基本的に常に全ての自クリーチャーマスに対して領地コマンドが利用できる』というルールに変更されています。これは大きな変更です。
ここで『基本的に』と書いた理由は前述の『ダウン状態』に関係しています。前述した『ダウン状態』のクリーチャーマスに対しては領地コマンドを利用できません。これを解除するには『クリーチャー配置後に周回を完了する』もしくは『砦にちょうど止まる』のどちらかを行わなくてはなりません。
ここで前作までの重要なファクターであった『砦にちょうど止まる』という要素が生きてきます。また、周回を完了するというのも、前作の『配置マスの上を通過する』を緩和したものといえます。
どちらにせよ、今作の一番の特徴としては『領地コマンドの実施条件の緩和』というのが挙げられると思います。これはゲームスピードの高速化に貢献し、また、相手の位置を考えての自領地のレベルアップ等のゲーム性の変化にも繋がってきます。
ちょっと触っただけでは前作までのシリーズと変わらず遊べるにもかかわらず、ルールを理解していくことによって、全く新しいボードゲームとして遊べるようになったカルドセプトリボルト。今までのプレイヤーにも、全くの新規の方にもどちらにもお勧めできるゲームではないでしょうか。
(と、ここまでわかった風で書いておいてまだ3章の途中という前半までしかプレイできていないため、さらに新要素、それによる新たなゲーム性があるかもしれません。その点はご了承ください。)
【おまけ1】
西村キヌ氏の描くキャラクターが本当に魅力的なんですよ。テネットは絶対、男の娘だと思ってるんだけどなあ……。
【おまけ2】
格好付けるわけではないのですが「主人公が記憶喪失」という点に、シンパシーを感じながらプレイしてます。僕も自分自身を探すためにセプターを倒していきたい!
というわけで皆もやろうぜカルドセプトリボルト!今からでも遅くない!!