寿屋_おおそうじ

ことぶきやが家や会社や掃除中に思ったことを書き留めるところ

うっかり昔ばなし

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こんばんは、寝かしつけとは「寝るか寝かすかのバトル」が持論のことぶきやです。

そんな自分がこどもとも寝るときに最近やっているのが「うっかり昔ばなし」。

今回はその「うっかり昔ばなし」を紹介したいと思います。

 

この昔ばなし、だいたいは布団の中にてアドリブで創作しています。

そんな中でもなんとか話になったものをひとつ。

 

うっかり桃太郎

 

昔々あるところにおじいさんとおばあさんがいました。

おじいさんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行きました。

おばあさんが川で洗濯をしていると、川上から大きな桃がどんぶらこどんぶらこと流れてきました。

けれどもお婆さんはうっかりしていたので桃を見逃してしまいました。

桃はそのまま海まで流れていきました。

海まで流れていった桃は浜辺で、こどもたちにいじめられていました。

そこへ現れたのは浜辺近くに住む浦島太郎という青年でした。

「これこれ、君たち。桃をいじめてはいけないよ」

 

こどもたちが居なくなると桃がぱかっと割れて中から凛々しい青年が現れました。

青年は、桃太郎と名乗りました。

「やあ僕は桃太郎、このキビ団子をあげるから一緒に鬼退治に…

って犬と猿と雉は?」

 

桃太郎と浦島太郎は二人揃って鬼ヶ島へ鬼退治に行くことにしました。

昔ばなしのモスト・デンジャラス・コンビです。

 

しかし鬼ヶ島で待ち構えているのは一千万匹の鬼、二千万のツノです。

まさに二千万パワーズ

 

二人は浜辺に居た亀に乗って鬼ヶ島へ。

鬼たちは待ち構えていましたが、昔ばなしの二大主人公にかかってはひとたまりもありません。

降参した鬼たちは二人に鬼ヶ島の宝をたんまり渡しました。

そして鬼たちは言いました。

「宝はすべてさしあげます、でも決してこの『玉手箱』だけは開けてはいけません」

 

意気揚々と二人は帰っていきました。

宝を分け合って別れた二人、玉手箱は桃太郎の手に渡りました。

 

『決して開けてはいけない』と言われた玉手箱でしたが、

桃太郎はうっかり開けてしまいました。

 

桃太郎は白い煙に包まれておじいさんになってしまいました。

 

そして、その頃、犬、猿、雉はいつまでも来ない桃太郎を待っていましたとさ。

 

 

 

他にもアドリブでうっかり昔ばなしを作りましたが、なんとかお話になっていたのはこの桃太郎だけでした。

これからもうっかり昔ばなしを作っていきたいと思います。

なんとか物語になるものが出来上がって、ここで紹介できれば、と思います。

 

 

別の意味でいつか紹介したい昔ばなし

猿蟹合戦 (新・講談社の絵本)

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