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寿屋_おおそうじ

ことぶきやが家や会社や掃除中に思ったことを書き留めるところ

X-FACTOR TPB vol.10: Second Coming(3)

 

X-FACTOR第10巻の紹介その3です。Nation Xについて。このお話は先に紹介したセカンド・カミングよりも過去のお話で、ユートピアと名付けられたミュータントの独立領地に集まった様々なキャラにスポット当てたシリーズの一つです。普段はX-MEN本隊とは距離を置いていたX-FACTORの面々がユートピアにやって来るところからお話は始まります。

ユートピアに招かれた、X-FACTOR探偵社の面々。 あるものは旧友との再会を喜び、あるものは新しい出会いを楽しむ。

リクターとシャッタースターのゲイカップルは到着早々ノーススターの歓迎を受ける。が、同じく同性愛者であるノーススターを避けてリクターはシャッタースターを連れていってしまう。彼の不機嫌を「能力を失ったことに劣等感を感じてる」と冷静に指摘しつつも、元チームメイトのブンブンに再会するやいなや熱烈なキスをするシャッタースターに、リクターは複雑な顔をするだけであった。

同じような再会はあちこちであり、テレサとモネはダニ・ムーンスターと、ロングショットはダズラーと再会を祝っていた。逆にグイドはグラウンドでフットボールをしている若手グループに混じり、ロックスライドを軽々と押さえつけてパワーハウスとしての格を見せ付ける。

そしてリーダーであるサイクロプスマドロックスはこれからの両者のあり方について議論する。マドロックスはこのユートピアの状況を映画「マッドマックス3」に例えて、大勢を乗せたこのユートピアという汽車を走らせるのは良いが今後のプランはあるのかと問う。しかし、サイクロプスは「(プランなど関係ない)君らが乗ろうが乗るまいが汽車は走りだしている」とにべも無いのであった。

しかしそこにレイラが口を挟む。サイクロプスの考えでは80年後の世界でも同じ問題を抱えたまま戦い続けなくてはならなくなるということを。未来世界で半身をサイボーグ化した老サイクロプスと共に戦い続けたレイラだからこそ言える言葉だった。

屋外でプロフェッサーXとダーウィンが話をしていると、謎の老婆がユートピアの隅に居ることに気付く。プロフェッサーのテレパシーでも正体のわからない老婆を怪しんだダーウィンは老婆に突っかかる。手にしていた日記帳を取り落とした瞬間、老婆は怒り狂い巨大化して暴れだす。

暴れる巨大老婆とX-MENは交戦状態に入るが、海に落ちた日記帳をネイモアとダーウィンが回収し、彼女の手に戻すと何とか元の状態に戻る。去り際に老婆は「この日記帳には全てが書かれている。もちろんこのユートピアの行く末も」とサイクロプスに日記を差し出すが、サイクロプスは「何が書いてあろうと関係ない。我々はここで生きていくしかないのだ」と一顧だにしないのであった。

 

ということで数少ないX-FACTORとX-MEN本隊の交流話であるNation Xでした。約の部分は相当に意訳していますが、サイクロプスとしての意思の固さがあらわされているのは間違いありませんでした。全てを見通す謎の老婆はまあ今回のみ登場の狂言回しで、何者なのかは考えるだけ無駄かと。

普段のストーリーには無い様々なキャラクターの交流があるのが楽しいです。中でもシャッタースターのところにノーススターが早速来るところがこのライターらしいというか何というか。そういえばこの流れでアイスマンがリクターに「一緒に居る彼は誰だい?」と聞くシーンがあるのだけれど、これってどういう意味だろう?X-FORCE終盤にあったというシャッタースターの身体入れ替えを指してるのだろうか?

最後にお気に入りのコマ。マドロックスがサイクロプスに「良いミュータントも悪いミュータントもまとめて面倒みるってのか」と聞いた直後この三人が登場してきたところ。サイクもマドロックスもレイラも良い表情してますw

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