寿屋_おおそうじ

ことぶきやが家や会社や掃除中に思ったことを書き留めるところ

かんたんな反省のしかた

いつも楽しく拝読させていただいているしんざきさんのブログ「不倒城」でこんなエントリーがあがっていました。

不倒城:「今日、幼稚園で何があった?」という質問が息子に嫌がられていた理由

いつもながら息子さんとのほのぼのとした交流の様子と、その中での気付きに対する慧眼に楽しく読ませていただいた次第であります。

さてそんな気付きの主題とは全く関係のないところではあるのですが、こんな文章がありました。

質問を具体的な方向に変えること自体はいつものことだが、今までその理由は「なんとなく」だった。ただ、私は今まで重大な勘違いをしており、彼は決して「幼稚園について話すのがイヤ」だった訳ではなかったのである。具体的に、こちらが何を知りたいのか提示してあげれば、彼にはそれに応じて伝えたいことが溢れる程あったのである。

これを今までしっかり認識していなかったことについては、反省することしきりである。

この最後のセンテンスを読んで「反省なんて大げさだなあ。認識が違っていたことを直したってだけなのに」とほっこりすると同時に、「反省というのは違っていた認識を直すだけのことなんじゃないか」という思いつきが浮かびました。

『反省』というと"過去の自分の悪かった点を思い出し、くよくよする"といったイメージが浮かびがちです。
wikipedia:反省
自分の悪い点を思い出すって辛いし面倒だしやりたくないことに感じてしまいますよね。下手をすると「ああ悪かったんだなあ」と思い出しておしまいにしてしまうこともあります。

そうでは無くて反省とは「変える」ことなんだと考えると、ずいぶんとやりやすくなるのではないでしょうか。
もちろん変える前の所は悪いところで、それを良い方向に変えるわけですからネガティブなイメージが出てくることは出てきます。しかし主題は「変える」という動作で有りイメージするのは「悪かった点」と「良くする点」、50:50なのではないでしょうか。

そうやって考えると、もっと気軽に今の自分を良くする反省ができるようになるのではないかなと思いました。

…これは『反省』じゃなくて『改善』ってことになるのか?

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