寿屋_おおそうじ

ことぶきやが家や会社や掃除中に思ったことを書き留めるところ

私のパンデミックインスト法【新版発表記念】

自分の思い入れのあるアナログゲームである『パンデミック』に新版の発売が発表されました。(リンクは国内外のボードゲーム最新情報を紹介してくださっているブログ「お金ないんでルール読んで妄想遊戯」様)
パンデミック5周年 『新たな挑戦』: Seesaa お金ないんでルール読んで妄想遊戯

新版の内容はリンク先におまかせするとして、今回は自分がパンデミックのインスト(遊び方説明)をする時に気をつけていること。もとい「インストのやり方」を紹介したいと思います。

0.イントロダクション

(♪特攻野郎Aチームのイントロ)世界に蔓延する新種のウイルス!次々に倒れている市民たち!君たちは感染防疫のエキスパートとしてウイルスの猛攻を食い止め人類を危機から救ってくれたまえ!

1.概要

  • パンデミックは協力ゲームです。プレイヤー間で一番を決めるのではなく、皆で力をあわせてウイルスの根絶を目指します。
勝利条件
  • プレイヤーは4種類のウイルスを根絶するためにワクチンの開発を目指します。4種類のワクチンを完成させた時点でプレイヤーの勝利となります。
  • ワクチンを作るには同じ色の手札を5枚集めることが必要です。勝利を目指すためには【同じ色のカードを集める】ことを目指して行動しましょう。
敗北条件
  • 逆に敗北となるのはボード左下のアウトブレイクが8まで達してしまったときです。こうなるとウイルスの進行を抑えられなかったこととなり、人類滅亡、おしまいです。
  • アウトブレイクは各都市(マス)に置かれるウイルスが4個になる時にひとつ進みます。ですから負けないためには【ウイルスが3個置かれている都市を無くす】ことが敗北を避ける目標になります。

2.ゲームの進め方

  • 具体的なゲームの進行は次のようになります。[手番開始]→a.アクションを4回行う→b.手札を2枚引く→c.場のカードを2枚めくる →[手番終了]
  • このうちbとcは自動的に行われて考えるところはありません。ですからプレイヤーは自分の番になったら【どのように4回行動するか】だけを考えていればOKです。

3.アクション(手番でできること)

  • プレイヤーは自分の番に4回アクションを行えます。アクションといいますが、要は「コマを4マス動かせる」、または「3マス動かして一回ワクチンを作る」といったイメージで考えればOKです。
  • アクションには【A.移動】のものが4種類と【B.行動】が4種類、計8種類があります。
A.移動
  1. 【車・船での移動】基本の移動です。すなわち、線でつながっている隣のマスへ移動します。もっとも単純なアクションは「線に沿って4マス進む」ということになると思います。
  2. 【直行便】手札を使うと遠くまでひとっ飛びできます。直行便は手札を一枚捨てることで、そこに書かれている都市に移動することができます。あなたが東京のカードを持っていれば、世界中どこからでも1アクションで東京へ移動できます。
  3. 【チャーター便】さらに自由なのがこのチャーター便。たとえば自分が東京のマスにいる時に手札から東京のカードを捨てることで世界中のどのマスにも1アクションで移動できます。
  4. 【シャトル便】移動系最後はシャトル便です。これは研究所(後述)のあるマスから他の研究所のマスまで1アクションで飛ぶことができます。研究所間が見えない線でつながっているイメージですね。
B.行動
  1. 【ウイルスの除去】これは1アクションを使って自分が今いるマスに置かれているウイルスを一個取り除けます。当然3アクション使って3つ取り除くこともできます。これは前述の【敗北】しない為に重要なアクションです。
  2. 【研究所の建設】プレイヤーは自分が今居る都市と同じカードを捨てることでそこに研究所を建てることができます。研究所は前述の移動でも使えましたし、これから説明するワクチンの作成にも関わる大事な施設です。
  3. 【カードの受け渡し】同じマスに2名以上のコマが居る場合、1アクションを使ってカードを渡す、もしくは貰うことができます。ただし受渡しできるのは2人が居るその都市のカードだけです。東京のカードが貰いたかったら2人して東京に行かなくてはなりません。
  4. 【ワクチンの作成】最後にワクチンの作成方法です。研究所のあるコマに居る状態で手札から同じ色のカードを5枚捨てることでその色のワクチンを作ることができます。ゲームに【勝利】するためのもっとも大事なアクションです。

4.手順の終了

  • アクションを4回おこなったら山札から手札を2枚引いてください。手札の上限は7枚なのでオーバーした場合は要らないカードを捨ててください。
  • 手札を補充したら最後に場の感染カードをめくって各都市の感染状況を更新します。

と、ここまで説明したところでゲームを始めてしまいます。
敗北条件が足りないとかスペシャルカードの説明がない等ありますが、そのあたりはゲームを進めながら説明すれば良いと考えています。このゲームのキモ「エピデミック」に関する説明も、発生したときのお楽しみにとっておいても良いのではないでしょうか。

パンデミックはプレイして勝利することも面白いですが、敗北を経験して「次はこうしよう」と反省会が盛り上がるところが楽しいゲームです。新版の発売に合わせてプレイしてみては如何でしょうか。

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