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寿屋_おおそうじ

ことぶきやが家や会社や掃除中に思ったことを書き留めるところ

X-FACTOR TPB vol.3 : Many Lives of Madrox!

X-FACTOR最初のストーリーアークが終了して、ちょっと一息という感じの三巻。#13-17まで収録。
「Many Lives of Madrox!」というサブタイトルの通り様々なMadroxの分身が登場し、それらを回収してまわるストーリーが展開。前の記事では省いてしまったが、本体から独立してS.H.I.E.L.Dのエージェントなんかをやってる分身なんかも居て、どれだけ把握していない分身がいるんだ?という状態です。


#13はDoc SamsonがX-FACTORの一人ひとりと面談するインタビュー形式のお話。依頼人を殺めてしまったことに悩むGuide、父の死に対するわだかまりが心に残るTheresaなど、各人の心情を丁寧に描写しています。そんな悩めるX-FACTORの面々も事務所に戻れば痴話喧嘩で騒々しいというライトな締めもまた面白い。
これは前X-FACTORのシリーズでのお話のセルフパロディ。前の巻でLegacy Virusと聞いて激昂するMadroxなど、前シリーズでも脚本していたPeter Davidが小ネタを利かせている感じが楽しいです。

#14-15は悪の結社Hydraが登場。Madroxを誘拐して無限の兵隊を生み出そうと画策する。洗脳されたMultiplemanを使って無限の兵隊というとAge of Apocalypseが思い出されます。結局栗まんじゅう式に増えていくMadroxを制御できず、支部のHydra兵は全滅。突入してきたS.H.I.E.L.Dがあっけにとられている隙をついて、MadroxはS.H.I.E.L.Dエージェントの分身を吸収することに成功している。

#16はMadroxちょっといい話。分身の一人がJhonと名を変えて牧師をしていることを知ったMadroxは教会に赴く。裏手にある住居に侵入するとそこには彼の妻と息子が住んでおり、Madroxの事をJhonと間違えて出迎える。そしてJhonと対面するMadrox。Jhonの人生は彼の物なのか、Madroxのものなのか…。ちなみにこのJhon牧師、後のシリーズでもちょこちょこ出てきます。

#17は次のストーリーアークの頭出し編。Decimationにて能力を失ったミュータントが集まったテログループ「X-CELL」は、政府関係者に「我々のパワーを返せ」と脅迫状を送りつつも、消えたミュータントパワーを取り戻すと評判の、QuickSilverに接触を図る…、といったところで次の巻に続く。


と、本筋だけを書いていくとちょっと淡泊な感じの第三巻でしたが、それとは関係ないサブストーリーがまた面白い。
Ricter「Petroと寝たけどパワーなんか戻らなかったよ」→ビールを拭きだすMadrox→Madrox「お前の相手はてっきりShatterstarだと思ってたよ」→ビールを拭きだすRicterとか、
Madroxをめぐって喧嘩中のMonetとTheresaの間を取り持つLaylaとか、
それじゃあ仲直りの買い物、といって自家用ジェットで欧州旅行のMonetとか。この旅行で二人は孤児のNicoleを保護している。

メインのイラストはPablo RaimondiとBrian Reber。最初はちょっと濃い目の顔つきが苦手だったけど、慣れるとこれが中々良い味出している。特に悪い顔してるコマが良い。コピーライトを見ていたらTPBのカバーアートにJoe Quesadaの名前があってちょっとびっくり。編集長はメジャータイトルしかやらないのかと思った。

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