寿屋_おおそうじ

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ダークナイト ライジングに満足できなかった貴女が満足してる彼氏と楽しくトークするための3つのポイント

少し前になりますが「ダークナイト ライジング(原題THE DARK KNIGHT RISES)」をこっそり観てきました。

ノーランバットマン三部作の締めともいえるこの作品、劇場で見てとても満足できました。「ナイトフォール」「ダークナイト:リターンズ」「ノーマンズランド」等原作の風味をミックス、ラーズアルグールとアイツの登場…。数々のバットマンネタと観ていて何度も拍手したい気持ちになりました。個人的に好きだったのはブルースが膝に着けてる支持器具がキングダムカムで着けてる器具にも通じるような色とデザインだった所。

がしかし、一般的な評価として「なんじゃこりゃ」「期待していたのとは違った」という声もちらほら見かけます。
前作「ダークナイト」のような圧倒的な悪意との精神的なぶつかり合いを期待して見に行った方は、ある意味クラシカルなヒーロースタイルを表している「ライジング」に物足りなさを感じたのではないでしょうか。

そこで「ライジング」はちょっと合わなかったなーという方が、「今回も絶賛!」という方と会話するときに、この話題を出しておけば相手はニコニコというポイントを3つに絞って紹介したいと思います。

ネタバレ全開ですので閲覧にはご注意ください。

「ベイン、バックブリーカーやってたね」

まず一つ目。中盤、今作の悪役ベインがバットマンを一度KOするシーンがありますが、最後に豪快なバックブリーカーを決めています。これはコミックでも度々紹介される「バットマンを破壊した男:ベイン」を象徴するシーンです。これによりバットマンは長期にわたり街から離れることとなる原因となりました。正直私はこのバックブリーカーを見ただけで「この映画観にきた甲斐があったわー」と思いました。
間違っても「途中まで壮絶な殴り合いだったのに急にプロレスになるのは何あれ」などとは言わないであげてください。

「ロビン全部入りだったね」

ラストシーンでブレイク刑事のファーストネームが「ロビン」であることが明かされ、バットマンの意思を告ぐシーンで締められます。これはもちろんバットマンの相棒ロビンを示唆していますね。原作のロビンは初代ディック、二代目ジェイソン、三代目ティムが主に取り上げられますが、劇中のブレイク刑事はこのどれも内包してるんですよね。
・警察官要素→ディックがロビンを引退した後ついた職が警察官
・親父がチンピラ→ジェイソンのオリジン
バットマンの正体を見破る推理力→ティムのファーストエピソード
これに「あの後黄色いメカメカしいアーマーつけてバットマン名乗ったらもっとおもしろいよねー(アズラエルバットマン)」と付け加えると尚良しでしょう。

スケアクロウやっぱり出てきたね」

後半の後輩したゴッサムで私刑裁判を行っていた男、そうノーランバットマンレギュラーの怪人スケアクロウことジョナサン・クレーンですね。これを演じたキリアン・マーフィーは映画インセプションでも御曹司役で出てましたね。ライジングではほんのチョイ役ですがアップが移った瞬間、シリーズのファンは「やっぱり出たかー」という気持ちになったでしょう。



以上三つのポイントをおさえて映画鑑賞後の楽しいひと時を微妙なものにしないよう勤めていただければと思います。ただし、この話によって「え、何言ってんの?」となっても当方は一切責任はとれませんのであしからず。

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